飲食店などの商業施設で集客効果を高めたいと思った場合には
インターネットを活用したり、チラシを配布するなど
色々と方法はありますが、のぼり旗を使った方法も覚えておくと便利です。
のぼり旗であれば、省スペースで設置できますし、移動も便利で保管場所も
広いスペースが必要になることがありません。
また、道行く人に自然と宣伝をすることができますから、人通りの多い場所に
お店を構えている人には、おすすめのアイテムだと言えるでしょう。
金額もリーズナブルで、購入しやすいものです。
技法にはシルクスクリーンやインクジェットプリントがあり、それぞれにメリットが異なります。
シルクスクリーンは版を使用して同じデザインを刷るため、大量生産に向いています。
耐久性が高く、また金色や銀色などの特徴的なインクを使用することもできる点が特徴です。
インクジェットプリントはプリンターのようにデジタルデータを直接布地に印刷する技法です。
小ロットやフルカラーの細かいデザインに適しており、それでいて安価な制作費用で済みます。
いずれにしても、たくさん購入すると1枚あたりの金額が安くなる場合もありますから、
まとめて購入して予備として保管したり、何本も並べて設置して目立たせるのも良いでしょう。
スーパーの店内などでのぼりが設置しにくい場所においては
大漁旗もよく活用されています。
大漁旗はなぜ生まれた？カラフルなのは現代だけ！？
恵比寿様や富士山や鯛などの縁起の良い絵柄の鮮やかさと
賑やかさが誰の目にも焼き付いて楽しませる大漁旗は、
その存在を多くの方が知ってはいるものの、歴史や起源などについて
ご存知の方は意外に少ないのではないでしょうか。
そもそも、大漁旗の歴史は1,000年をゆうに超えているものであると
伝えられていますが、起源はさまざまな説があって、村上水軍に由来する説が
最も多くて、南北朝時代に通行手形の代わりに瀬戸内海で使われたとされ、
他には平家の名前が登場する説もあります。
しかし大漁旗と名付けられる前で確かな記録があるものとしては
1651年（慶安4年）に伊勢国桑名の漁民が豊漁を知らせる旗を
掲げたことが始まりであるようです。
当然のことながら、その当時は今のように美しい色合いに染めるための
染色技術がなかったのでそれほど華やかな色彩の旗ではなかったはずですし、
現在のようなカラフルなデザインとなったのは1960年代後半からです。
のぼりは複数設置が効果的
枚数に関しては、１枚だけ設置するよりも複数枚並べておいた方が
更に効果は高まりますし、急きょ思いがけない形で汚れてしまったとしても
すぐに取り替えられるよう、予備を持っておくと安心できるため
必要な枚数にプラス何枚かの予備を考えて注文しても良いでしょう。
なお、のぼり旗は通販サイトで入手することもできますが、通販の場合には
仕上がりがイメージしづらいというのが難点です。
しかし、印刷したサンプルを無料で請求できる通販サイトもありますから、
こういったサービスを利用してみるのも良いでしょう。
デザインを考えるのが苦手な方には、通販での購入がお勧めです。