のぼり旗は昔から使われているものですが、現在までその需要が持続していることには理由があります。
のぼり旗には「自分はここだよ」と主張する力があります。
大きな旗がたっていると、自然と人の目はそこに注目します。
広告としての役割だけではなく、「ここで商品を売っている」「ここに観光できる場所がある」
「ここで説明会が開催される」と言うように、人がそこに気づくための
目印や入り口となる役割も持っているのです。
どんなに良いものを用意して待っていてもそこにまず気づいてもらわないと始まらないので、
のぼり旗の持つ役割は非常に重要なものです。
また、風の力で自然に動く広告となるので、低価格でありながらも広告としての力も兼ね備えています。
動いているものは人々の目にとまりやすいので、動いているか静止しているかは広告にとっては重要なポイントです。
のぼり旗には人々が商品やイベントや観光名所などに気がつくための目印であるとともに、優秀な広告でもあるのです。
気づいてもらうためには、目立つ配色にこだわってみたり、いかにシンプルに
言いたいことをまとめられるかが重要になってきます。
情報量が多い広告はあまり目を通す気にならないのと同様に
のぼり旗にも多様なアピールは不要です。
まずは一番に伝えたい内容を整理したうえでデザインや配色を決め、
前を通る人にとって目に付きやすく安全な場所に設置することがポイントです。